世界の樹種紹介

カプール

018a
英名
Kapur
学名
Dryobalanops spp. (D.aromatica,D.beccariiなど)
その他の名称
カポール、Borneo camphor wood
科目
フタバガキ科
産地
マレーシア、インドネシア
外観
  • 辺、心材の区別は明瞭
  • 辺材は赤味を帯びた淡黄褐色、心材は淡ないし濃赤色を帯びた褐色
  • 肌目は粗で均斉
  • アピトンやレッドメランチよりなめらかで、光沢がある
  • 木理は通直またはやや交錯
材質
  • 硬さは中庸かやや硬い
  • 耐久性は高く、熱帯で5~6年接地してもほとんど腐朽しないくらい菌には強い
  • ピンホールがある場合があり、シロアリにも弱い
  • 心材は防腐剤注入困難
  • シリカが含まれているが、一般に加工は容易
用途
シロアリやフナクイムシがいないところでの重構造材、はり、根太、扉や窓枠、床板、階段などへの建築材、竜骨、車体などの船舶、車輛用材、枕木、合板など
気乾比重
0.6~0.8
メモ
 
丸米商会取り扱い商品例
製材品