世界の樹種紹介

ネシアチーク

041a
英名
Indonesian Teak
学名
T.grandis
その他の名称
ジャティ(Jati)
科目
クマツヅラ科
産地
ネシアチークはインドネシアで植林されているチークを指す
外観
  • 辺、心材の区別は明瞭
  • 心材は独特の金褐色で、暗褐色の縞があり、時間の経過と共に暗色化していく
  • 一般に天然チークより黄色味が強い
  • 辺材は黄白色で油性に富む
  • 肌目は一般に天然チークより粗
材質
  • やや重硬
  • 機械的性質は強く、加工は一般に容易
  • 収縮率も小さく乾燥も良好で、仕上がりもよい
  • 材面は蝋状の感触をもち、皮革のような独特の芳香がある
  • 耐久性は高く、菌害・虫害にも極めて強い
用途
家具、キャビネット、建築では壁板、内装用、床板など。彫刻、テーブル板。ツキ板としての利用も多い。
気乾比重
0.55~0.70
メモ
天然チークより品質が劣るとされ、価格も低い
丸米商会取り扱い商品例
建材、唐木