世界の樹種紹介

オバンコール

068a
英名
Ovangkol
学名
Guibourtia ehie J.Leonard
その他の名称
アマザクェ(Amazakoue)、Anokye、Palissandre、Mongoy
科目
カキノキ科
産地
コートジボアール、ガーナ、ナイジェリア、カメルーン、赤道ギニア、ガブン
外観
  • 心材は黄灰色から黒褐色、辺材は灰色がかった黄白色
  • 柾目で縞があり、老熟すると黒い縞をもつものと、銅色の縞をもつものがある
  • 肌目は精で、光沢がある
材質
  • 重硬
  • 吸湿性がかなり大きいが、十分乾燥したあとは、比較的調子が安定する
  • 機械的性質はブビンガより優れ、横引張は極めて強く裂けにくい
  • 縦圧縮、曲げ強さ共に極めて大きく、弾性がある
  • 仕上がりは良好で、接着性も良い
用途
高級家具用材の銘木とされる。床板、階段材、重構造材、彫刻材、柄として用いられ、店舗・事務所・銀行などの内装として多用される。
気乾比重
0.75~0.85
メモ
内装用、ツキ板用としてヨーロッパでも人気がある。
丸米商会取り扱い商品例
原木、製材品、建材、唐木