世界の樹種紹介
ユーカリ
- 英名
- Eucalyptus
- 学名
- Eucalyptus spp.
- その他の名称
- ジャラ(Jarrah)、カメレレ(Kamerere)、バグラス(Bagras)、Leda(レダ)
- 科目
- フトモモ科
- 産地
- オーストラリア、パプアニューギニア、フィリピン、インドネシアなど
- 外観
-
- 心材と辺材の区別は明瞭
- 心材は赤褐色
- 辺材は白色ないし桃色味を帯びた白色
- 肌目はやや粗で均斉
- 木理は一般に通直であるが交錯することもある
- 材質
-
- やや重硬ないし重硬
- 塗装性に優れている
- 加工はカメレレは容易、ジャラはやや難
- 接地しない場合、室内、室外での耐久性はともに高い
- 用途
- 重構造、床材、合板用材、家具、造作、枕木、デッキ材など用途の範囲は広い。
- 気乾比重
- カメレレ0.69、ジャラ0.80~0.85
- メモ
- ユーカリはユーカリ属の総称で樹種は500~600種に及び、そのうちコアラが食用とするのは数十種。商用木材としてはオーストラリアのジャラ(Jarrah)、マリ(Marri)、レッドガム(Redgum)、ニューギニア等のカメレレ(Kamerere)などがある。上記の外観、材質はジャラ、カメレレに適用するもので、これらはユーカリの中では色が濃く、装飾的な価値をもつ。
- 丸米商会取り扱い商品例
- 建材