世界の樹種紹介

ユーカリ

126a
英名
Eucalyptus
学名
Eucalyptus spp.
その他の名称
ジャラ(Jarrah)、カメレレ(Kamerere)、バグラス(Bagras)、Leda(レダ)
科目
フトモモ科
産地
オーストラリア、パプアニューギニア、フィリピン、インドネシアなど
外観
  • 心材と辺材の区別は明瞭
  • 心材は赤褐色
  • 辺材は白色ないし桃色味を帯びた白色
  • 肌目はやや粗で均斉
  • 木理は一般に通直であるが交錯することもある
材質
  • やや重硬ないし重硬
  • 塗装性に優れている
  • 加工はカメレレは容易、ジャラはやや難
  • 接地しない場合、室内、室外での耐久性はともに高い
用途
重構造、床材、合板用材、家具、造作、枕木、デッキ材など用途の範囲は広い。
気乾比重
カメレレ0.69、ジャラ0.80~0.85
メモ
ユーカリはユーカリ属の総称で樹種は500~600種に及び、そのうちコアラが食用とするのは数十種。商用木材としてはオーストラリアのジャラ(Jarrah)、マリ(Marri)、レッドガム(Redgum)、ニューギニア等のカメレレ(Kamerere)などがある。上記の外観、材質はジャラ、カメレレに適用するもので、これらはユーカリの中では色が濃く、装飾的な価値をもつ。
丸米商会取り扱い商品例
建材