世界の樹種紹介

ベニシタン(紅紫檀)

131a
英名
Bohemian rosewood
学名
Pterocurps sp.
その他の名称
Scarlet rosewood、Wine red rosewood、Rouge rosewood
科目
マメ科シタン属
産地
アフリカ
外観
  • 辺、心材の区別は明瞭
  • 辺材は淡色、心材は黄褐色から濃桃色、赤色
  • 光沢が強い。肌目は粗、木理は交錯する。
材質
  • やや重硬で耐朽性が高い。
  • 加工、接着、つや出しは良好で、釘打ちには下穴が必要。
  • 乾燥は良好で収縮は中程度。
用途
高級家具、フローリング、仏壇、楽器、造船等、ナイフハンドル
気乾比重
0.67~0.86
メモ
本紫檀を初めとする従来の唐木が入手困難になったり価格が高騰している中で、新たに市場に登場し注目を浴びている樹種。海外ではすでに美しさを活かして高級家具や装飾、フローリングに用いられており、日本でも今後仏壇業界を初めとして、メジャーになっていくと考えられる。
丸米商会取り扱い商品例
唐木、原木