世界の樹種紹介

ヒノキ(檜)

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英名
Japanese Cypress
学名
Chamaecyparis obtusa
その他の名称
扁柏、Hinoki cypress
科目
ヒノキ科
産地
日本。福島県以南の本州、四国、九州。天然産は木曽、高野山、高知県。造林木は尾鷲、吉野、天竜、和歌山などが有名。特に木曽ヒノキが名高く、木曽五木のひとつとなっている
外観
  • 辺、心材の境は不明瞭なことが多い
  • 心材は淡紅色、辺材はほぼ白色
  • 肌目は精、木理は通直
  • 美しい光沢と特有の芳香がある
材質
  • やや軽軟
  • 心材の耐久性は高く、水湿に強い
用途
非常に多くの用途に用いられる。建築、家具、彫刻(仏像など)、木型、曲げ物、桶など。神社の建材として重要で、伊勢神宮などに用いられている。高級風呂材としても人気がある。
気乾比重
0.34~0.54
メモ
特有の香り、美しい光沢から日本で最も愛されている材と言える。
丸米商会取り扱い商品例
原木、建材、唐木