ロシア産紅松に代わる「雪松」取扱いを始めました
2016.02.19
2025.05.15
ロシア産紅松に代わる「雪松」取扱いを始めました
紅松は一旦乾燥すると狂い難いと言う特性があり日本では木型用材や仏壇、家具や建築材などさまざまな用途で使用されてきました。
しかし、2010年紅松の産地であるロシアが動物保護の観点から伐採の全面禁止を決定、日本の製造業に大きな打撃を与える事となりました。その為、丸米商会ではロシア産紅松に代わり、日本の製造業を支えてくれる新しい材料の情報収集と研究を進めて参りました。
結果、ロシア産紅松に代わる材「ロシア産雪松」にたどり着きました。ロシア産雪松は、本来の紅松に似て目が細かく加工し易い特徴を持っています。
現在は、主にフリッチにて販売中ですが、板材や集成材でも対応可能です。
お気軽にお問合せください。
■中国産紅松
ロシア産の紅松に比べると若干木目が粗いものが多い傾向があります。
しかし現在流通している紅松の中では、最もロシア産に近い品質とされており、代替材として広く使用されています。
色味や質感も比較的似ていることから、ロシア産の供給が不安定な中での有力な選択肢となっています。
■朝鮮産紅松
ロシア産や中国産に比べて大径の原材料が入荷しにくい傾向があります。
そのため、主に集成材としての対応が中心となっています。
価格面では中国産よりやや安価で、コストを抑えたい場合の選択肢として用いられることもあります。