| 英名 |
Iroko |
| 学名 |
Chlorophora xecelsa Benth. et Hook.f. |
| その他の名称 |
Odoum、Mandji、Abang、Ka-Tema、Semli、Simme、Rokko、Oroko、Moloundou、Kambala、Banghi、Lusanga、Mereira |
| 科目 |
クワ科 |
| 産地 |
アフリカ西海岸ギニアから東海岸モザンビーク、タンザニアまでの広い範囲の熱帯アフリカに分布。商用材としてはコートジボアール、カメルーン、ガブン、コンゴが中心となる |
| 外観 |
- 材色は変化が多いが顕微鏡的構造は安定している
- 脂質の触感がある
- 材中に白色の炭酸石灰の塊(ストーン)を含む場合がある
- 心材は金黄色、辺材は白色
- 肌目は粗、材は均斉で、木理は交錯する
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| 材質 |
- 乾燥は容易で、割れ・狂いともに少ない
- ストーンに注意すれば加工は容易
- 仕上がりは良好で接着性も良いが、ワニス・ペンキによる塗装は難しい
- 縦圧縮、曲げ強度は強い
- 衝撃、横方向強度は弱い
- 耐久性がよく、シロアリ・ヒラタキクイムシに耐性をもつ
- 皮付丸太はピンホールが出やすいので、辺材を早急にはぎとることが必要
- 収縮は小さく乾いた材の寸度は安定する
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| 用途 |
チークに似た材で、船舶、橋、車輛、建築、指物用材となる。 |
| 商品例 |
原木 |