
黒檀(エボニー)
紫檀、タガヤサンとともに唐木三大銘木と呼ばれる。日本では心材漆黒色のものを本黒檀、心材黒色を基調として桃褐色などの縞を有するものを縞黒檀、心材黒色を基調として緑色の縞を有するものを青黒檀、心材黒色と灰色の縞模様をなすものを斑入黒檀と呼んでいる。また縞目がほぼ見えず、真っ黒のものは真黒(まぐろ)と呼ばれ珍重される。
英名 | Ebony |
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学名 | Diospyros spp.(D.ebenum、D.discolor、D.philippensis Gurkeなど) |
その他の名称 | 黒檀、Kamagong、Marblewood、Makleua、Khienoo、Khmau、Trayung、Mac-kua、Lang den、Mun、Cam thi、Kayu malam、Kayu arang |
科目 | カキノキ科 |
産地 | インド、スリランカ、ミャンマー、タイ、インドネシア、マレーシアなど |
外観 |
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材質 |
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用途 | 唐木の一種として最高の銘木で、高級家具、机、額縁、鏡縁、杖、彫刻、ピアノのキー、ろくろ細工、箸、花台、定規、櫛、キャビネットなど美術装飾材として珍重される。 |
商品例 | 製材品、建材、唐木 |